引越しの荷物の中でも特にかさばるのがベッドなのではないでしょうか。

折りたたみや分解ができるものやシングルサイズのものであれば大抵の場合は引越し業者が請け負ってくれますが、ダブルサイズ以上のものや特殊なベッドに関しては引越しを断られることもあるようです。

もともと日本の住宅環境にとってはダブルサイズやキングサイズなどのベッドは大きすぎて、出入り口や通路の広さによっては搬出や搬入が困難なためです。

今回の記事では、ベッドを引越し業者に運んでもらう方法と、もしも運んでもらえない場合にはどうしたら良いのかというところまで併せてご紹介したいと思います。

1. ベッドフレーム・マットレスは引越しでそのまま運んでくれるのか?

シングルベッドサイズであればそのまま運んでもらうことが可能なことが多いです。つまりは旧居と新居の入り口を通り抜けることができたり、共用部分を含む廊下を通行することができれば良いのです。

しかしダブルサイズやクイーンサイズ、キングサイズともなると、そのままの状態(解体をしない状態)で運ぶことはかなり難しくなりそうです。

その場合は玄関などの通常の出入り口を使わずに、窓やバルコニーから外に出す・もしくは外から入れる、という方法が考えられます。しかしもちろんのこと、その手間がかかる分だけ料金も割り増しになってしまいます。クレーン車など特殊作業車を使うこともあります。

また、搬入・搬出を行う部屋の階数が2~3階くらいまでなら引越し業者所有のクレーン車で対応することが可能(オプション料金は2万円ほど)ですが、さらに高い階数となると、たとえ窓やバルコニーからでも搬入・搬出は難しくなるでしょう。

 

2. やっぱり解体しないといけないのか?解体は自分でやらないといけない?業者にお願いできる?追加料金かかるのか?

ダブルサイズ以上の大きなベッドであっても、解体ができたり折りたたみができたりして小さくすることができるならば、他の家財道具と同様に運んでもらうことができるでしょう。

でも、「解体って自分でするの?」というちょっとした不安がよぎったでしょうか。

購入した時から解体された状態を知っているならまだしも、ベッドが出来上がっている状態で購入した人がほとんどなのではないでしょうか。自分で解体できたとしても、また元通りに組み立てることができるのだろうか?と思いますよね。

では解体は業者にお願いすることができるのでしょうか。ご安心ください。実は、解体をしてくれるための引越しプランが用意されています!料金の目安はこちらです。

  • シングルサイズ:5,000~10,000円
  • ダブルサイズ以上:20,000~40,000円

なお、「分解」「組み立て」についてそれぞれに料金を設定している業者もありますので、「分解だけ自分でやって組み立てはお任せする」という利用法もありです!

 

3. ベッドは運ぶよりも引越しごみで処分する方が安い?それとも出張で買い取ってもらう?どこで買い取ってくれるのか?

 3-1. ベッドの処分費用はどのくらい?

処分する際にはいくつかの方法があります。

  • 粗大ゴミとして地方自治体に回収してもらう
  • 不用品回収業者に回収してもらう、もしくは買い取ってもらう
  • 引越し業者に処分を依頼する

買い取ってもらうというケースは次項でご紹介するとして、まずは「処分」するために必要な費用をまとめてみます。また、こちらはシングルサイズベッドの料金ですので、ダブルサイズ以上のベッドや特殊なベッドの場合はさらに金額が高くなると思っていてください。

地方自治体 不用品回収業者 引越し業者
シングルベッド 3,200円 5,000円 見積もりが必要

 

3-2. 処分・回収先を選ぶ上で気をつけたいこと

前項の表にまとめた料金はあくまでも平均的な目安の金額となります。地方自治体によって回収料金は違いますし、それぞれにお住まいの地域の不用品回収業者によっても料金設定は違っていることと思いますので、詳しくはそれぞれの自治体や業者へ問い合わせてみましょう!

その上で、それぞれの処分や回収を依頼する際に気をつけたいことがあります。

地方自治体に回収してもらう際の注意点
  • 所定のゴミ置場まで自分で運ぶ必要がある
  • 回収日はあらかじめ候補日が決まっている中で選ばなければならない
  • 回収にきてくれるまでに2週間以上待つこともある

自治体に依頼する場合は、引越し日間近にならないよう、1ヶ月以上ほどは余裕を持って申し込みをすることをオススメします!

不用品回収業者に回収してもらう際の注意点
  • ベッドの処分費用の他に基本料金(大体3,000円くらいから)を設定している
  • 「ベッド分解」のオプション料金(大体1,000円くらいから)を設定していることもある
  • 出張費などの別料金が加算されることもある
  • 料金設定があいまいな悪徳業者も少なくない

以前聞いた話ですが、不用品回収をしてくれる業者がトラックに荷物を積み込んでから高額な追加料金の請求をしてきたということもあります。

ベッドのように自分では運ぶことが困難な荷物をトラックに載せてしまって取り戻すことができない状態になってしまうと、提示された追加料金を支払わざるを得なくなるのでしょう。

これは悪質なパターンですが、民間の不用品回収業者を利用する場合は、料金について念入りに確認しておくことが必要です!

3-3. ベッドを買い取ってくれるのはどんな業者?

リサイクル販売を行っている業者がベッドを買い取ってくれることがあります。多くの地域に展開しているリサイクル業者はこちらです。

多地域展開のリサイクル業者

こちらはあくまで一例ですので、お住まいの地域でリサイクル業者を探してみてください。

 

4. 引越し業者が嫌がるベッドの種類について・どんな種類なら運んでもらいやすいのか?引越しが多い人はどんなベッドを買えばいい?

4-1. 買取をしてもらいやすいのはこんなベッド

買取をしてもらうにはそれなりの基準を満たしていることが必要になります。その基準とは?

  • 人気寝具メーカーのもの
  • 使用年数が浅いもの
  • 汚れや劣化が少ないもの
  • 特殊すぎないもの

ベッドは直に肌をつけて眠るためのものですから、次に使う人は敏感になります。使用感があったり汚れていたりするベッドは、リサイクル品として安く手に入るとはいえ、なかなか使いたいとは思いませんよね。よってリサイクルについては厳しい査定が行われます。

少しでも買取してもらうやすいように、掃除やメンテナンスをしておくのも良いでしょう。

綺麗な状態であるというのは最低条件として、ブランドものの高級ベッドや人気寝具メーカーのものは人気があるようです。また、ウォーターベッドや電動ベッド、システムベッドなどの特殊なベッドは引き取ってもらえないこともあるようです。

4-2. 引越しが多い人におすすめのベッドとは?

引越しが多いという人には、分解と組み立てがしやすいベッドをおすすめします。

特におすすめしたいのが、北欧家具ブランドのIKEA(イケア)のベッドです。大きさがいろいろある上に構造はごくシンプル。組み立ても素人が自身でできることを前提としているのでさほど複雑ではありません。

通販でも購入することができます。

 

5. ベッドだけ別の業者に任せるってあり?

通常の家具とは別に、ベッドだけを別の業者に任せるということもできます。

料金の相場としては7,000~10,000円ほど。組み立てや分解などのオプション料金が追加される場合もあります。

また、引越し業者がプランとして用意している「単身パック」のようなものを利用するのもひとつの方法です。たとえばクロネコヤマトの場合は、ベッドのみの配送を13,000円ほどでしてくれるようです。

しかしながら配送には移動距離も関わってきますので、具体的な料金については引越し業者や配送業者へ見積もり依頼をしてみてください。

便利な一括見積もりはこちら。荷物情報のところにベッドの情報のみを入力してみてください。

 

まとめ

不用品回収の依頼で一番多いのがなんと、ベッドだそうです。ベッドを購入する時には引越しのことなど想定しないことがほとんどですので、いざ引越しするという時になってはじめて、そのベッドを使い続けるか否かの選択を迫られます。

お気に入りのベッドであればあるほど、なんとかして新居へも持っていきたいところですが、現実性がない場合には諦めて新居で新しいベッドを購入しましょう。

そのために処分や回収を依頼する業者は念入りに選ぶ必要がありそうです。もしも買取してもらえて少しでも収入になればラッキーですね!