引っ越しそのものは楽しいと感じるところもありますよね。しかし、そもそもそんなに何度もするものではないので、良くわからないと感じるところも多いと感じます。

今回は、引っ越しの見積もりに業者が来た際、実際には何をするのか?どんなところをチェックするのかなどご紹介していきます。

引越し業者が訪問見積もりでチェックする項目

まずは気になる、業者が見積もりに来た際にどこをチェックするのか?項目ごとになぜそこを見るのかなどと一緒に見ていきましょう。

大前提は荷物の量がどのくらいになるのか

引っ越しの見積もり。実際に訪問するのが一番わかりやすいといわれるその理由は、どのくらい荷物があるのかを明確に把握するためですね。実際、荷物を運ぶにはトラックなど大型の車が必要になります。

このトラックにも大小があり、業者側からしてもちょうどいい大きさのトラックを使いたいのです。なぜならスペースが余ってしまうと、運送中の荷崩れの可能性が上がるから。もし破損した場合は業者側は弁償しなければいけないのですから、慎重にもなりますね。

基本的に全ての部屋を見られる

荷物の量を把握するために来ているのですから、全ての部屋を見て回ることになります。リビングからキッチン、各々の寝室や子供部屋、バストイレも例外ではありません。特にお風呂は大型家電である洗濯機があるので、恥ずかしいなどといわずにしっかりとチェックしてもらいましょう。

押入れ、クローゼットもチェック対象

何度も言いますが、荷物の量を把握するために、業者はわざわざ訪問見積もりにやってきます。なので、普段使わないであろう物をしまっているスペースである、押入れやクローゼットも当然ながらチェック対象になります。

まだ荷造りに手をつけていなかった場合、訪問見積もりで押入れを空けたことによって、処分するものを見つけることができた。なんてケースもあるようですよ。

大型家電のサイズのチェック

荷物の量と平行して、大型家電や大型の家具などのサイズもチェックされます。これらも荷物の量を把握することと同じく、どれだけの大きさのトラックがいるのか、作業員が何人いるのかなどのはじき出すためのチェックですね。

一戸建ての場合庭のチェックも

庭にも大きな荷物があったりしますよね。一戸建ての場合は庭、マンションやアパートの場合はベランダのチェックになります。壊れた家具家電をとりあえず庭(orベランダ)などにおいているなんて方は、見積もり前に処分しておいたほうがいいかもしれませんね。

廊下や階段の幅もチェック

荷物を運び出す際に重要な、廊下や階段の幅もついでにチェックされる場合があります。特に今見積もっている業者に頼もうと考えているのなら、自分の方から廊下の幅などに触れてみてもいいですね。

高層階の場合特殊なチェックも

部屋内の家具を運び出すのに、廊下からでは無理そう…。なんて場合は吊作業ができるかどうか、なんてチェックも入ることがあるようです。実際廊下を通らないのなら、窓などから入れるしかないので、搬入時のことを話してあげるといいでしょう。

特殊な家具、特殊な扱いを必要とするものがないか

引っ越し作業は力仕事が多くあります。重たい家具や家電を持って、トラックまで運ばなければいけないので当たり前ですね。しかし効率よく運ぶために、どこをどのように持ち運べばいいのか、ということを業者は良くわかっています。

頼もしい限りですが、だからこそ、いつもの扱い方では壊してしまう恐れがあるようなものがないか。というチェックも必要になってきます。特殊な扱いが必要なものは、あらかじめ自分から申告してあげましょう。

実は人柄もチェックされている

何度か書いてきたように、業者はどれだけの荷物があるのかを見に来ています。しかしこのとき、実は依頼主のこともこっそりチェックされています。引っ越しに関してどのくらい段取りよく進められるのか、引っ越し当日にまだ荷造りができていないなんてことはないか?などなど。

引っ越し当日に荷造りが終わっていない、業者が手伝ってくれるでしょ。こんな考え方をしている依頼主なら、その引っ越しはとても大変なものになりそうですよね。「断ったほうがいいかもしれない…」なんて考えられないように、少しだけ注意しておきましょう。

引っ越し先の聞き取りチェック

どのくらいの荷物があるのかを大体把握できた後は、引っ越し先の聞き取りになります。持っていく荷物は全て入るのか、玄関先にトラックをつけることはできるのかなどですね。事前に引っ越し先のチェックを自分でもしておきましょう。

訪問見積もりで業者が自宅に来る前にやっておくべき準備物と確認事項

なかなか多くの項目を見られることになるようですね。ではここからは業者が見積もりに来る前に、やっておくべきこと、準備するものや掃除の有無など見ていきましょう。

掃除はしてもしなくてもOK

足の踏み場がない、汚部屋といわれる。ここまでひどい場合は別ですが、基本的に業者が来るからといって掃除の必要はありません。あまりにもきっちりと整頓されていると、かえって荷物の把握が難しくなる場合もあります。

特に既に荷造りを始めているなんて場合は、そのままで何も問題ありません。まだダンボールがいるようなら、持ってきますよ。あと○個くらいで大丈夫そうですね。なんて話がはかどるかもしれません。

不用品と持っていくものの取り分け

業者は引っ越し先に持っていく荷物の量を把握するために見積もりにやってきます。費用を抑えて見積もってもらうためにも、業者が来る前に不用品と必要なもののとりわけを済ませておきましょう。

処分までは間に合わなくてもいいので、持っていくものはこれだけです。と明確に答えられるようにきちんと分別しておいてくださいね。

依頼内容の明確化

引っ越しをする。といわれた時に多くの方が考えるのが、荷造りをしないといけない。だと考えます。しかし現在では業者のサービスとしてさまざまなオプションがついていますよね。荷造りも業者にやってもらうことができるパックなどもあるので、自分はこれをする、業者にはこれだけ頼む。など作業内容を明確にしておきましょう。

貴重品の扱いをどうするか

通帳や財布など、こういった細かいものは基本的に自分で持つ必要があります。リュックやサイドポーチなど常に身につけられるものに取りまとめておくのが安全です。しかし、骨董品や美術品、コレクションなど自身で運ぶには大きなものだけれど、貴重なものの扱いをどうしようと考えているのか。

これも見積もり前には明確に答えられえるよう整理しておきましょう。小さめのバンを借りて自分で運ぶ。業者にお願いするなど、明確にしておかなければ、もしもの破損の時にも補償を受けられなくなります。

スリッパ、お茶の準備を

業者といえども他人が家に来るわけですから、スリッパの準備をしておきましょう。業者側からも気持ちのいいものですし、知らない人に家中をぺたぺた歩かれると考えれば、やはりスリッパがあったほうがいいような気もしますよね。

また、礼儀としてお茶の準備もしておきましょう。見積もりに来た際には必ず営業のトークも聞くことになるので、自分のお茶もあれば間を持たすこともできるかもしれませんね。

女性の一人暮らしなら、見られたくないものは隠しておこう

訪問見積もりに来る業者はほとんどが男性です。もちろん仕事できているのですから、プライベートに踏み込むようなことはないとは考えますが、ついうっかり。なんてこともありますよね。

無駄に恥ずかしい思いをすることがないよう、見られたくないものはあらかじめ隠しておきましょう。一つだけでもダンボールを用意しておいて、荷造り中です。という雰囲気を出すのもいいですね。

女性の一人暮らしで訪問見積もりを頼むなら、一人はNG

上記でも書いたように、業者も仕事で来るので危ないことがあるとはあまり考えられません。しかし即決を求められた時にうまく断る自信がある方以外は、一人で受けるのはあまりおすすめできません

特に相見積もりをしようと、複数の業者を呼ぶ場合、中には悪質な業者がまぎれていないとは言い切れません。場合によってはうちの会社に決めるまで帰らない。なんて強硬手段を使ってくる業者もいるので、一人で相手をするのは避けておいたほうが無難です。

ちなみに私も以前の引っ越しで似たようなことがありました。どうしても一人で相対しなければ行けないときは携帯を常に持っておきましょう。ごねられたら「警察に通報する」といって即、電話をかけることをおすすめします。すぐ帰ってくれますよ。

クローゼットやタンスの中までチェックされるのか?

ここもちょっと気になるところですよね。上記でも紹介しましたが、クローゼットの中はチェックされます。小分けして収納するために、小型のチェストなどが入っていることが多いので、仕方ないかもしれませんね。

ただ、クローゼットや押入れの場合、開ける前にきちんと許可を求められます。見る際もざっと見るだけなので、そこまで恥ずかしいことはないと感じます。もしどうしても恥ずかしいのなら、中に何がどれだけ入っているのか口頭で答えられるように、きちんと把握しておきましょう。

また、たんすの中は流石にチェックされませんので安心してくださいね。逆にチェックしようとしていたら、そこの業者に頼むのはやめておいたほうがいいかもしれません。

まとめ

今回は引っ越しの見積もりは実際、何をするのか?というところを見てきました。

まず見られる項目

・荷物の量がどのくらいになるのかの把握

・基本的に部屋は全て見られる

・押入れ、クローゼットのチェック

・大型家電のサイズチェック

・庭の荷物のチェック

・廊下の幅をチェック

・高層階は特殊なチェックも

・特殊な家具などがないかチェック

・実は人柄もチェック

・引っ越し先の聞き取り

 

そして見積もり前にしておくこと

・掃除はしてもしなくてもOK

・不用品と必要なものの取り分け

・依頼内容の明確化

・貴重品の扱いを決めておく

・スリッパ、お茶の用意

・見られたくないものは隠す

・女性の場合、付き添いの人を頼んでおく

 

最後にクローゼットやたんすの中身も見られるのか?といったところを紹介してきました。特にはじめての引っ越しともなれば、何もかも基準がわからなくて、戸惑うことばかりですよね。

 

しかし業者はプロです。あなたがしっかりと引っ越しに関して前向きに取り掛かり、わからないことは調べる、聞く。といったことをしている限り、力強い見方になってくれますよ。気持ち良く引っ越しを済ませるために、小さなことでも準備しておきましょう。