引越しといっても、単純に荷物を運んでもらう「引越し料金」だけで完了するわけではありません。

旧居の解約や修繕にかかる費用、新居の契約にかかる初期費用、新居で住環境を整えるための費用、などなど、漠然とイメージはしていたとしても、具体的には結構なまとまった金額が必要になり、思わぬ出費の痛手を被ってしまうかも…!

今回の記事では、引越し1回に必要となる具体的な費用についてまとめてみました。

どこにどのような費用がかかって、それはいくらぐらいなのか、少しでも安く抑えることはできるのかどうか、料金相場を元に考えてみましょう。

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引っ越し費用の他にどんな支払いが必要?支払い項目リスト

それでは具体的に、引越し1回につき発生する費用にはどのような種類があるのでしょうか?

主に必要となる費用はこちら

  • 旧居の修繕費・クリーニング代
  • 不用品の処分費
  • 新居の契約に際する初期費用(仲介手数料、敷金、礼金、家賃前納、火災保険料など)

必須で必要となる、ある程度まとまった金額のものは上記のようなものが挙げられます。

その他、住所変更に伴う手続き費用(たとえば転出届や転入届、住民票の発行、車の住所変更など)については、それぞれ数百円ほどかかります。

郵便物の転送は手続きをすれば無料でしてくれますし、電気・ガス・水道、インターネットなどの住所変更も費用はかかりません。

旧居の敷金は戻ってくるの?

旧居を退去した後で請求される、修繕費やクリーニング代は、基本的には借主の負担となっているところが多いようです。(詳しくは入居時に交わした賃貸契約書をご確認ください。)

生活と共についてしまった汚れや傷、経年劣化などについては、その物件に住んでいた年数が長いほど、借主の負担は軽減されていきます。

この時に重要なのが、入居時に支払った「敷金」です!敷金はデポジット(一時預かり金)なので、退去時の修繕費やクリーニング代に充当されます。

これまでの私の経験では、「きれいに使っていたから敷金がまるまる返ってきた!」という友人がいました。そのイメージがあったので自分の引越しの時にも期待を抱いていたのですが、基本的なクリーニング料に加えてクロス(壁紙)張り替え、壁の修繕など項目がずらっと多くなり、敷金で相殺しても追加で10万円弱の出費になったことがありました。

こちらの費用を算出しているのは不動産など仲介となる業者なので、その業者によって項目や料金が違います。良心的なところもあれば、何かと理由をつけて高額な費用を請求してきたりするところも…。

どこまでが借主の負担するべき項目であるのか、改めて賃貸契約書を熟読する必要がありそうです。そして「ん?」と思うような疑問を感じる項目が追加されていたら、確認・交渉しましょう!交渉次第では半分以下の金額になったりすることも事例としてあるようです。

もしも不安な時は、消費者生活センターに相談してみましょう!

引越し以外でいくらかかる?

では金額として見ていきましょう。不動産の規定や物件の面積や使用状況、家賃によって違いますが、あくまでも平均値や相場を目安にしたざっくり金額としてイメージしてください。

引越し以外にかかる費用のざっくり目安

例:一人暮らし、旧居・新居共に家賃10万円の場合

  • 旧居の修繕費・クリーニング代(敷金相殺後の追加分として):5万円
  • 不用品の処分費(例:ベッドのような大きな家具1点と家電2点の処分を業者に依頼した場合):2万円
  • 新居の仲介手数料:5万円(家賃0.5ヶ月分を上限としている)
  • 新居の敷金・礼金:20万円(それぞれ家賃1ヶ月分として)
  • 新居の家賃前納分:10万円(月の途中で入居開始する場合は日割りで家賃が発生することもあり)
  • 火災保険料(2年間適用):2万円
  • 鍵交換費用:2万円
  • 家具や家電の購入費・生活雑費:4万円

合計:50万円

 

補足として、

  • 旧居の短期解約違約金(これが定められている物件で、契約年数に満たない場合):10万円(家賃1ヶ月分)
  • 新居の賃貸保証料(保証人が立てられない場合):5万円(目安として家賃0.5〜1ヶ月分)

が必要となる人もいるかもしれません。

いやはや…結構なまとまった額が必要になりますね。

 

そして肝心な引越し費用については、

  • 1人暮らし・単身
  • 同棲・新婚などの2人暮らし
  • 4人家族

など、引越しの荷物の量によって料金が変わってきます。そして移動距離や引越し時期も大いに関わってきます。次の項からそれぞれにまとめてみました!

 

一人暮らし・単身赴任の引越し費用の相場

前項までは”引越し以外にかかる費用”を見てきましたが、では”引越し自体にはいくらぐらいをイメージしておけば良いのか”という重要ポイントを確認してみたいと思います!

引越し料金というのは、

基本運賃+実費+付帯サービス

で計算されます。基本運賃というのは距離に応じて変化したり、引越しの作業時間に応じて決まります。実費というのは段ボールなどの梱包材や高速道路の交通費などで、付帯サービスというのはプラスαのオプションをつける場合に発生します。

したがって、「付帯サービス」はともかく、引越し料金の金額を左右するのは、「移動距離」(基本運賃)と「荷物の量」(実費)であると言うことができます!

 

引越しが一番混み合うシーズンは2〜4月の間で、料金も割り増しになっています。それ以外の時期は月ごとに大きな変化はなく、平均的な件数が続きます。

ということで、

  • 引越し荷物量(1人 or 2人 or 4人家族)
  • 繁忙期か通常期か
  • 移動距離

これらを基準として引越し料金の平均的な金額をまとめてみました!

引越し費用の目安(一人暮らし・単身赴任の場合)※荷物少なめ

繁忙期(2・3・4月)

通常期(5〜1月)

50km未満(同都道府県内) 47,620円 36,049円
200km未満(同地方内) 45,822円 42,068円
500km以上(遠距離) 67,202円 61,483円

 

上記は”荷物が少ない人”の平均です。では”荷物が多い人”は?

引越し費用の目安(一人暮らし・単身赴任の場合)※荷物多め

繁忙期(2・3・4月)

通常期(5〜1月)

50km未満(同都道府県内) 58,198円 45,379円
200km未満(同地方内) 71,510円 60,758円
500km以上(遠距離) 111,650円 96,128円

いかがでしょう?荷物が多いと金額もぐんと上がります。

 

同棲・新婚・二人暮らしの引越し費用の相場

では次に、カップルやご夫婦などの2人世帯はどうかというと?

引越し費用の目安(同棲・新婚など二人の場合)

繁忙期(2・3・4月)

通常期(5〜1月)

50km未満(同都道府県内) 82,184円 67,996円
200km未満(同地方内) 100,520円 81,902円
500km以上(遠距離) 200,266円 151,881円

こちらの比較では、繁忙期と通常期の金額の差が顕著にみられるようになってきました。

 

4人家族の引越し費用の相場

最後に、家族の場合を見てみます。4人家族の引越しには、いくらかかる?

引越し費用の目安(4人家族の場合)

繁忙期(2・3・4月)

通常期(5〜1月)

50km未満(同都道府県内) 131,835円 112,698円
200km未満(同地方内) 176,924円 131,694円
500km以上(遠距離) 297,437円 228,252円

引越しって、こんなにお金がかかるものなのですね…!私自身も記事を書いていて衝撃を受けています。

 

まとめ

引越し費用をできるだけ安く抑えるためには、引越し時期を繁忙期をずらして設定することが有力な手段ですが、都合もあるのでそううまくはずらせないかもしれません。

他には、礼金なしの物件も最近は増えているようなので探してみるとか、当たり前のことですが処分するものと新たに購入するものを少なくする、つまりものを大切に長く使う、ということも現実的なところですね。

 

私自身、引越しは3回ほど経験をしておりますが、実際に引越し業者に依頼したのは1回で、それ以外はレンタカーで大きめのワゴンを借りるなどして対応していました。(近距離の引越しであったからこそできたことですが…)

一度に荷物が乗り切らずに何往復かしたりとなかなか大変な作業でしたが、業者に依頼する金額を考えると、時間と労力と引き換えにはなりますが、その分かなりの節約になります。

また、引越し業者に依頼した時にも、2人分の荷物量で関東の近隣県間の移動であったからか、2万円でお願いすることができました。時期は通常期である10月です。平均的な金額よりかなり安いですよね!

なぜそこまで安くできたのか?ひとつ思い当たるのは、複数の引越し業者の料金見積もりを比較できるサービス、一括見積もりを経由したからかもしれません。

ただし、いろいろな引越し業者に氏名や電話番号などの個人情報が知れ渡った上、いくら断っても何度も電話をかけてくる業者もありました。(ここでは名前を挙げませんが、とても有名な大手の引越し業者です。)

一括見積もりはとても便利なサービスですが、そのようなリスクもあるということを知った上で利用されるのが良いかと思います。

※こちらの記事でご紹介した引越し費用平均は、不動産・住宅サイトSUUMO(スーモ)の利用者口コミデータによるものです。