よほどの転勤族か引越し好きな方でない限り、引越しは人生に何回かしか経験しません。引越し以外の時にはほとんど関わりを持たない業界でしょう。

そのように特殊な業界、特殊な状況であるために、いざ引っ越すとなると「支払いってどうすればいいんだっけ?」「支払いっていつなんだっけ?」といろいろなことが気になってきてしまいます。

今回の記事では、引越し費用をいつどのように支払えば良いのか、そしてどのようなことに気をつければ良いのかというテーマでお送りします。

1.引越し費用の支払い方法はどんな感じ?手渡し?振り込み?

引越し費用の支払いは、どうやら「現金で手渡し」が一般的なようです。

振り込みに対応してくれる場合もありますが、「引越し◯日前までに」といった、前払いを必要とされます。また、振り込みにしたい旨を事前に引越し業社と相談しなければなりません。

支払うタイミングは「旧居で荷物をすべて積み終わった」時点で行われます。

大切な家財道具一式を預けている利用者の身としては、旧居から新居への引越しがすべて完了してからでないと若干の不安が残りますが、引越し業社としても稀に遭遇する”不用品処分詐欺”への対策として致し方ないということです。

新居への引越しがすべて完了する前に支払いをすることで、何が不安なのかというと、

  • 荷物がなくなっていたらどうしよう
  • 荷物が壊れていたらどうしよう

このようなことではないでしょうか。実際に引越しのトラブルとして最も多いのが、「破損」と「紛失」だそうです。

 

しかし「紛失」に関しては、一部の引越し業社(クロネコヤマトの引越しサービスやアリさんマークの引越社)を除いて、保障するというような取り決めはありません。なぜなら、「もともと何があったのか」という荷物の詳細を事細かに記録して相互に確認しておくということはほぼ不可能といえるからでしょう。

余談になりますが、紛失してしまったら困るような高価なものや大切なものは、できる限り自分の手で運ぶということをした方が良さそうです。そしてもしも不安がある場合には新居への引越しが完了した時点で、作業員が去ってしまう前に、荷物の確認をしっかりと行うのが良いでしょう。

 

2.引越し費用を後払いすることは可能なのか?

それでは、引越し費用を「後払い」することは可能なのでしょうか?

あるにはあるようですが、それは提携をしている企業との場合のみ。個人の利用者への「後払い」対応は今のところ、ありません。

支払いタイミングを最も遅くできたとしても、あくまで当日の「引越し完了後」でしょう。

 

3.引越し費用ってクレジットカード払いできる?できない?

3-1. 引越し費用ってクレジットカード払いできるの?

「ウ〜ム、困ったなぁ…」という声が聞こえてきそうです。そう、引越し費用は最低でも数万円、距離や荷物量が増えれば数十万はくだらなくなります。

このまとまったお金、一括で支払うことができますか?

後払いができないとなったら、引越し費用を支払う余裕がない場合には引越しを諦めるしかなのでしょうか?

いえ、まだ諦めるのは早いかもしれません。実は引越し費用の支払いは基本的に「現金手渡し」ですが、クレジットカード払いに対応している引越し業社もあるからです。今では大手引越し業社はクレジットカード払い可能と思って差し支えないでしょう。

引越し業社によって利用できるカードが違ったり支払い回数を一括のみとしていることもありますので、事前に確認しておいた方が良いですが、クレジットカード払いができることの利点はなんといっても、「支払いを一ヶ月後にできる」というところではないでしょうか。

たとえば会社の都合で転勤などする場合は、会社から引越し費用が支給されるでしょう。そのような時は先に立て替え払いをすることがほとんどだと思います。クレジットカードで支払うことで、高額な立て替え払いによる一時的な金欠状態を回避することもできるのです。

3-2. クレジットカード払いできる引越し業社と利用可能なカード

それでは、大手引越し業社それぞれで利用できるカードをまとめておきます。ご参考にしてみてください!

  • サカイ引越しセンター:VISA、JCB
  • アート引越しセンター:VISA、JCB、アメックス
  • アリさんマークの引越社:VISA、Master Card、JCB
  • 日本通運:VISA、Master Card、JCB、アメックス
  • アーク引越しセンター:VISA、Master Card、JCB、アメックス
  • ダック引越しセンター:VISA、JCB

主要な引越し業社では、主要なクレジットカードが利用可能なようです!

こちらでご紹介したものは、公式サイトで明記されているような確実性のあるものに限っているため、こちらに載っていないカードでも利用可能なものがあるかもしれません。詳しくは各引越し業社へお問い合わせしてみましょう。

 

4.引越し費用をクレジットカード払いする時の注意点や確認しておくべきこと

4-1. 必ず事前に伝えておくこと

主要な引越し業社ではクレジットカード払いができると思って間違いはないようですが、引越し当日に「クレジットカード払いで!」と言っても対応は難しいようです。

クレジットカードの利用に際しては、事前に申し出をしておくことを要求されています。

いざ支払う段階になって「支払いができない…」とならないよう、くれぐれもお忘れずに!

4-2. 支払い回数の確認をすること

支払い時に回数の指定をできる場合もありますが、サカイ引越しセンターのように「一括のみ」としているところもあります。

一括払いしか受け付けてもらえないけれど一括はしんどい…という場合は、支払いをした後でリボ払いに変更しましょう。カード会社のサポートデスクに連絡するか、インターネットからも簡単に変更できます。

いくら高額な引越し費用でも、月々5千円や1万円でこつこつ支払っていける手段もあると思うと、ひとまず安心しますよね。

しかしリボ払いには金利がかかりますので、支払い期間が長くなるほど総合的な支払い金額も増えていきます。そちらも考慮に入れる必要があります。

4-3.利用可能なカードを調べておくこと

こちらも、すべて荷物を積み終わった後に「支払えない!」と冷や汗をかいてしまわないよう、どのクレジットカードが利用可能であるのかというのを調べておきましょう。

前項3-2でもざっくりとご紹介していますので、ご参考までに。

 

まとめ:引越し費用はその場で現金かクレジットカード払いで

さて、引越し費用の支払いタイミングは基本的に、「旧居で荷物を積み終わった後」ということがわかりました。そして事前振り込みはできても、後払いというのはどの引越し業社も対応していません。(個人の場合)

引越し当日、その場で現金で手渡しするのが一番手間がかからない方法ですが、一括で支払えないという場合は、クレジットカードを利用するのもひとつの手段です。

利用できるクレジットカードや支払い回数の設定に気をつけて、高額な引越し費用の不安を少しでも払拭しておきましょう。