引っ越しに際して大変なことの一つとして、荷造りがありますよね。こまごまとした生活必需品を梱包していくのも大変ですが、どうすればいいんだろうと頭を抱えたくなるのが、大型家電の準備。今回は普段とってもお世話になっている「冷蔵庫の引っ越し準備」を見ていきましょう。

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引っ越しで冷蔵庫を運ぶ前に絶対やるべき準備

ではまず、引っ越しで冷蔵庫を運び出す前に、やっておかなければいけないことを見ていきましょう。時間がかかるものもあるので、事前にしっかりと把握しておいてくださいね。

冷蔵庫の中身の処分

冷蔵庫を新居に運び入れる際、当然電源は切っていることになりますよね。特に夏場など、冷蔵庫の中に食品が入ったままでは、食品を傷めてしまうことに。また、冷蔵庫はそもそもが大きく重たいもの。

中身が入ったままでは、引っ越しの運搬に、より力がいることになってしまいます。そもそも中身が入ったままでは業者が運んでくれないこともあるので、引っ越し当日までに徐々に中身を処分していきましょう

本当に空っぽにしてしまう必要があるので、チューブのワサビやショウガのような、調味料なども見落とさないように気を付けてくださいね。

処分できなかったものはクーラーボックスなどで保管

徐々に冷蔵庫の中身を使って処分していたとしても、どうしてもいくつかは残ってしまった。こんな場合もありますよね。また、バターやマーガリン、マヨネーズなど一気に使い切るのが難しいものも。

これらは、クーラーボックスを活用して、新居に運び込むこともできます。ただ、新居に引っ越したとしても、すぐに冷蔵庫が使えるとは限りません。できるだけ運ぶものは少なくできるようにしておいてくださいね。

引越し前日には電源を抜く(余裕があれば掃除も)

冷蔵庫のみならず、冷凍庫にも気を配らなければいけません。冷凍食品などを処分するのと同時に、冷凍庫には「霜取り」の工程が必要になってくるので、引っ越し前日には電源を抜いておきましょう。

最新の冷蔵庫になれば、そもそも霜がつかないようになっている機種もあります。しかし、ついていない場合、霜取りには10時間以上の時間がかかるので、なるべく早めに電源を抜いておきたいところですね。

また、この際に余裕があるようならば冷蔵庫内の掃除をしておきましょう。冷蔵庫の中身がすべて入っていない、という状況は冷蔵庫を新しく購入した時を覗けば、引っ越しに際した時くらい。

中身に気を付ける必要もなくきれいにできるので、この際に徹底的に掃除をしておきましょう。ちなみに冷蔵庫には、皆さん嫌いなゴキブリの卵が植え付けられていることがあります。新居でのゴキブリ発生率を下げるためにも、有効な掃除になりますよ。

最後に水抜きをする

電源を切ることによって霜取りをしたならば、最後に水抜きをしておきましょう。冷蔵庫の下には、溶けた水を受け止めるための「蒸発皿」があります。ここにたまっている水を抜く、そして溶けた霜を乾拭きしておきましょう。

この工程を省いてしまうと、冷蔵庫の運搬中に水浸しになってしまう危険性があります。

引越し当日の冷蔵庫の運び方・運ぶときに注意すべきこと

大きく重たい家電の代表格である冷蔵庫。壊れてしまったから新しく購入なんてことになってしまっても、大きなダメージになりますよね。冷蔵庫を運ぶ際に気を付けることなど見ていきましょう。

冷蔵庫内の小さな部品をまとめる

製氷皿や卵のトレーなど、冷蔵庫内には小さな部品も多くありますよね。これらはあらかじめ別個にまとめておきましょう。冷蔵庫内に入れたままにしておくと、移動や運搬の際に中で小さな部品が踊ってしまいます。

うるさいだけではなく、小物類の破損を招いてしまう恐れがあります。まとめることができない場合は、中でテープなどで固定しておくやり方もありますよ。

破損防止の養生をする

引っ越し業者を頼んでいる場合は、この工程はほぼ業者が行ってくれます。ただ、自分でしっかりと確認をしながら養生をしたい、と考えるのならばそこまで難しくはないので自分でしてみましょう。

基本的には柔らかく大きな布(古い毛布やダンボールなど)などで、冷蔵庫をくるみます。そしてくるんだ上からロープなどで固定していくだけ。ただし、しっかりと梱包をしていなければ養生の意味がないので、特に、冷蔵庫の角などが見えないようしっかりとくるみましょう。

運ぶ際には廊下や扉部分に気を付ける

どれだけしっかりと養生をしていたとしても、冷蔵庫はそもそもが重さのある家電です。壁や扉の桟などにぶつければ、冷蔵庫にも壁にも傷をつけてしまう恐れが。

また、十分に準備をして、持ち上げた後は固い床以外の場所に置かないように気を付けましょう。傷んでいる床や柔らかい素材の床などに不用意に置くと、最悪床が抜ける恐れもあります。

冷蔵庫は絶対に傾けてはいけない?最近の新製品でも傾けちゃダメ?

冷蔵庫は傾けてはいけない、ということを知っていますか?私自身も実際に引っ越しをするまで知らなかったのですが、冷蔵庫の冷却システムは、「冷媒」と呼ばれる冷やすための物質を循環させることによって冷やされています。

この冷媒は、基本ガスとして存在していますが、液体として使われている場所もあるのだとか。ガスとして使われている部分と、液体として使われている部分は、厳密に分けておく必要がありますが、傾けてしまったり横に置いてしまえば分けることが難しくなってしまいますよね。

本来ガスとして使われている部分に、液体が入り込んでしまえば、最悪冷蔵庫の故障につながってしまいます。これは最新の冷蔵庫でも同じこと。冷蔵庫を運ぶ、運搬中には傾けないように十分注意しましょう。

引っ越し先の部屋に冷蔵庫が入らないかも…そんな時どうすればいい?

しっかりと中身をきれいにして養生も完璧、新居にやっと着いたと思ったら扉が小さくて冷蔵庫が入らない!これ結構ある事例のようです。がっかりしてしまいますが、冷蔵庫のような家電を分解、パーツごとに運ぶなんてことはできませんよね。

このような場合は、基本的にベランダに面した窓など、他に通れる大きな出入り口から搬入することになります。2階以上になるとロープを使ってつりさげたり、クレーンを使うことになるので、別途料金が必要になると覚えておいてくださいね。

まとめ

今回は引っ越しに際して、冷蔵庫はどのような注意が必要になるのか、というところを見てきました。

まず引っ越し前にやるべき準備とは
・冷蔵庫の中身の処分
・処分しきれないものはクーラーボックスへ
・引っ越し前日には電源を抜く
・最後に水抜き

次に冷蔵庫の運び方、運ぶ際の注意点
・冷蔵庫内の小物はまとめておく
・冷蔵庫の養生をする
・壁や扉部分に気を付けて運ぼう

冷蔵庫は傾けてはいけないのか?では
・なるべく傾けない

最後に引っ越し先の部屋で冷蔵庫が入らない場合
・窓から入れる
・2回以上は別途料金が必要になることも

以上のようになりました。

現在では生活必需品の一つである冷蔵庫。いつもとてもお世話になっている家電ですが、いざ引っ越しだから運ぼうとなると、なかなかに大変な家電の一つでもあります。まず冷蔵庫の中身をすべてなくしてしまう、というところから大変だったりしますよね。

しかし、やはり生活になくてはならないもの。引っ越しを気に新しい冷蔵庫に買い替える、という手も使えますが、持って行きたいと考える方も多いでしょう。しっかりとやり方を把握して、運んだけれど壊れてしまった。なんてことがないようにしてくださいね。