物件探しから荷造り、荷物の運搬までただでさえ大変な引っ越し。

この引っ越し時になにがしかのトラブルに見舞われたら…

なんて考えただけでもしんどくなってしまいそうですよね。

しかし、大掛かりな作業を伴う以上、トラブルを前もって想定しておくのは大切なこと。

今回は引っ越し時によくあるトラブルとその回避法をご紹介していきます。

引越し業者とのトラブル事例。どんなトラブルがよく発生するのか?

まずはどのようなトラブルが想定されるのか、と言ったところから見ていきましょう。

実際に起こったことばかりなので、「そんなことあるわけない」「運が悪かっただけでは?」なんて考えずに、しっかりとみていきましょう。

家具、家電の破損

大型の家電や家具、家族だけでは運ぶこともままならないので、業者に頼めるということはとても便利なことです。

しかし、大型のものであるからこそ、搬出、搬入時にどれだけ気を付けていても傷つけてしまう

というトラブルが発生しやすくなります。

特に家電よりも家具のほうが「傷」という問題では大きくなります。

このトラブル、傷がついたときにすぐに対応してもらえるのならば、まだ大きなトラブルには発展しません。

問題は引っ越しが終わった後に気が付いたとき。

引っ越し業者には家具に傷をつけた場合、保証すべき責任があります。

見積もり時にはこのような破損の際の補償内容なども説明されるはずですが、保証期間は引っ越しが終わってから3か月間

というところがほとんどになります。

3か月を過ぎれば保証どころか、引っ越しでついた傷だということ自体認めてもらえません。

引っ越し中に気が付ければ一番ですが、引っ越しが終わった後はなるべく早めに傷がついていないかの確認もしておいてください。

また、万が一にも傷つけたくないような家具は、自身で梱包するというのもおすすめです。

壁、床などを傷つけられた

引っ越したばかりの新築ならば、言いようもないほど腹が立ちそうですし、退去する賃貸の壁に傷が、というのも頭を抱えてしまうトラブルですね。

これも上記で紹介したような、家具家電の搬入、搬出時が危ないトラブル

基本的にはこのようなことが起きないよう、しっかりと梱包、養生をする必要があります。

また、家具家電の破損でも伝えたように、見積もりの時からしっかりと補償内容を把握しておいてください。

見積もり時の約束と違う

こちらもよくあるトラブルの一つ。

見積もりの際にはあれもこれもしてあげますよ、もちろん割引価格で勉強させてもらいます。

なんて言っていたのに、いざ引っ越し当日になると「作業指示書に書かれていない事まではできない」とか言われてしまうトラブルですね。

これははっきりと言って、営業さんが契約を取るために口約束をしたということになります。

また、引っ越しをする方のほうも、しっかりと確認をしなかったことによって、まんまと騙されたということになってしまいます。

この場合、作業員さんに無理を通すことは難しいので、あきらめて見積時の口約束はなかったことと忘れてしまうのが無難です。

まず、このような見積もり時の約束は、見積もりの時にすでにしっかりと確約しておく必要があったのです。

営業さんがメモを取っている見積書は、後には作業をする方への作業指示書にもなります。

見積もり時に「やってくれる」「できます」と言われたことが、しっかりと見積書に書かれているか確認しておいてください

文字として残っていれば、実際の作業の場でももめることもありませんね。

引っ越し当日に業者が来ない・遅刻した

繁忙期に見られるトラブルの一つになります。

特に午後からの便を指定した場合、時間になっても来ないというのはある意味仕方のないことではあります。

午前中の引越が終わらないことには、次の引越に移るわけにもいかないということですね。

また、あまりにも引っ越しが立て続けに起き、業者のキャパシティを超えてしまった場合、日付け自体を間違えていたなんてことも

繁忙期の引越はただでさえ費用もかさみます。

このようなことを起こさないためには、そもそも繁忙期の引越は避ける。

または、少々割高になっても午前便を頼む、他にも業者との密な連絡を心がける必要があります

キャンセル料金を不当に取られた

基本的に引っ越しでのキャンセル料というものは取られないことがほとんどです。

もちろんすでにトラックが出発した当日や、ぎりぎりの前日のキャンセルならば仕方がありませんが、前もって連絡をすれば「承知しました」の一言でおしまいです。

なので、キャンセル料を取られるというのは悪徳業者であると判断することができます

また、この場合見積もりにも料金がかかっていたり、手付金などの前払いが発生していることがあります。

しかし、引っ越し業界で手付金や見積もりが有料である、ということはまずあってはならないこと。

国土交通省からの決まりで、これらは禁止されていることなんです。

まず、見積もりに料金がかかったり手付金を請求されるようなら、優良業者とは言えないので、契約自体を断ることをお勧めします。

引っ越し先でのトラブル事例。事件に発展する恐れも!

むやみに脅かしているわけではありませんが、引っ越し先でもトラブルが起きることがあります

引っ越し先の住民とのトラブルなどは、皆さん何となくでも対策を考えやすいですよね。

ここでは、放置すれば事件になってしまうかもしれない、怖い事例を見ていきましょう。

盗聴器、盗撮用カメラが仕掛けられていた

そんなことがあるの?!

とびっくりしてしまうようですが、転居先のコンセントから盗聴用の機器が出てきた…。

と言ったことが実際にあるのです。

中でも自身が転居する前の住民目当てで設置されていた盗聴器が、いつまでも動作していたというケースが多くなっています。

盗聴器のような小さなものが、そんなに長く使えるものなのか?

という疑問もわきますよね。

実は盗聴器というものも新しいものが次々と製品として出てきています

昔ながらのイメージならば据え置き型の電話の中に仕掛けるもの。

という感覚ですが、現在ではコンセントタップ用、PCのマウス用、果ては電卓などにも仕掛けることができるんです。

特にコンセントタップやマウスなどの場合、電力自体も仕掛けられているところから充電できるので、半永久的に動作することになってしまいます。

まったく関係のない自分が盗聴されていた、なんて気が付いてしまえば、気持ち悪いどころの話ではありませんよね。

身近に感じることなどほぼないようなことなので、ついつい「そんなことあるわけない」と思いがちですが、実際に被害にあった方がいることも事実。

無条件に安心しているわけにはいきません。

自衛するための対処法は?

引っ越し業者のオプションサービスの中には、「盗聴器発見サービス」がついていることがあります。

探偵など専門の業者に頼むより安価に済ませることができるので、心配なようならば追加しておくのもおすすめですよ。

また、自分で調べることもできるので、代表的なところだけでもしっかり確認しておいてください、

  • コンセント:一番に疑わしく、また発見もしやすい場所です。できることならば、コンセントのカバーを外して確認してみてください。
  • 電子機器:特に疑わしいのはエアコンです。賃貸の場合など、エアコンが据え付けになっているところなどもありますよね。考えられる場所を徹底的に調べてみることをおすすめします。
  • 家具:昨今ではあまり聞かない話ですが、前の住人が大型の家具を置いて行っていたというケース。家具の中身、裏側までしっかりと調べておいてくださいね。

ちなみに盗聴器と盗撮用カメラでは、圧倒的に盗聴器のほうが見つかることが多くなっています。

自分には関係ないなどと考えず、被害を受ける前に自衛をしておくことをおすすめします。

トラブルが起きないように、予めどういうことを確認しておくべき?

ここまで実際に起こりうる引っ越しトラブルに関してみてきました。

大変なことばかり見ていると、業者を使うことを躊躇してしまいそうですよね。

しかし、あらかじめトラブルが起きないよう確認しておくことで、ダメージを最小限に抑えることができるかも知れません。

どういったことを確認しておくべきなのかなど、ここから詳しく見ていきましょう。

引っ越し業者の口コミをしっかりと把握

まず業者を決めるところから、しっかりと調べておくことが大切です。

サービスの内容や料金などがどれだけ良心的だったとしても、それに伴うだけの実力があるのか、と言ったところが問題になるのです。

業者を選ぶ際には、サービスの内容だけではなく、どのような評価を受けているのかというところもしっかり確認してください。

口コミサイトがない、なんて場合は、事務所にちょっとした用事を問い合わせてみるのも手。

なぜか事務所の対応が悪い引っ越し業者は、作業員の態度も悪かったりします。

事前のちょっとした手間で、トラブル回避ができますよ。

家具家電の傷はあらかじめ撮影しておく

傷つけられないことが一番いいことですが、もしも破損となってしまったときに、しっかりと補償をしてもらうための対策になります。

家具や家電に目立つ傷があった場合は、あらかじめ写真などを撮っておいてください。

後からの証拠になりますし、最初に「このような傷がついているので気を付けてください」と一言言っておけば、情報の共有もできますね。

大手の引越し業者なら安心?でも費用高いんじゃ…

やはり、信用できる業者を選ぶことが何よりになります。

信頼が高そう、安心できそうと考えれば、大手の引っ越し業者がいいのではないかと考えます。

しかし、大手だからこそ、費用が高くつくのではないかという心配も。

大手の引っ越し業者は中小の業者に比べて、そんなにも費用の違いがあるのでしょうか?

確かに基本料金だけを比べれば、中小の業者よりも比較的に割高に感じることと思います。

しかし、引っ越しの費用は「値引きができる」というのが大きな特徴。

中小のみならず、CMでよく見かけるような大手の引っ越し業者でも、値引き交渉は当たり前のように受け付けてくれます

事前の準備や交渉次第で費用を抑えることができるのなら、大手の安心感を取るのも一つの手になりますね。

大手の引越し業者の中から一番安い業者を探す方法

やっぱり安心したいから大手の業者に頼もう!

と決めたのならば、次に気になるのは費用面。

上記で交渉次第で値引きをしてもらえる、と紹介しましたがまず大手の中から一番安くなる業者はどこなのか?

ということも気になりますよね。

引っ越しはそれ自体時間がかかるもの。1件1件見積もりを取っていては時間がもったいないので、「一括見積もりサイト」を活用してください。

1度自身の引越情報を入力すれば、あなたの引越の条件にぴったりと合った引っ越し業者を複数ピックアップ。

複数業者の見積もり額を比較することができるので、大手の中で一番安い業者を見つけることができますよ。

あとは実際の見積もりの際に交渉をしていけば、よりお得に安全に引っ越しを済ませることができるので、ぜひ活用してみてくださいね。

まとめ

今回は引っ越し時によくあるトラブルなど見てきました。

引っ越し業者との実際のトラブル事例
・家具家電の破損
・壁や床に傷がつく
・見積もり時に約束したことをしてくれない
・引っ越し当日に業者が来ない、または遅刻
・キャンセル料金を不当に取られた

引っ越し先でのトラブル事例
・盗聴器、盗撮用カメラが仕掛けられていた
・万全を期すなら引っ越し業者のオプションサービスを
・自身で調べるなら「コンセント」「電子機器」「家具」を

トラブルが起きないようにあらかじめ確認しておくこと
・業者の口コミなどをチェック
・家具、家電の傷はあらかじめ記録を

大手の引っ越し業者は安心だけれど高い?では
・交渉次第で安くもできる

大手業者の中から一番安い業者を探すには
・引っ越し一括見積もりをチョイス

となりました。

引っ越しは費用も掛かりますが、体力的な面でも大変な作業です。

自身や家族だけでは対応できないところを、業者に助けてもらうのはとても賢い選択。

ですが、その業者の選び方を間違えれば、そもそもが大変な引っ越しで、よりしんどい思いをすることに。

事前にしっかりと調べ上げて、優良な業者を選べるようにしておいてくださいね。

トラブルが多いことも事実ですが、とても気持ちのいい引越しができたと感謝の声も多いのが引っ越し業者。

気持ちよく引っ越しを済ませるためにも、少しだけ手間をかけてみてください。